気まま生活
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この半年―その1
大変ご無沙汰しております。

私たちは相変わらず北の果てで元気にやっています。

半年以上書いていなかったブログですが、その間にあった変化としては・・・

1. 仕事を始めた

1年半ほど語学学校に通っていましたが、めでたく就職が決まって修了しました。

職場は難民キャンプという、日本人にはなじみのない施設。ノルウェーに来て難民申請をし、結果を待っている状況の人たちが住んでいます。

興味深いのは、ノルウェーではこういった難民キャンプのほとんどが民営だということです。営利企業が営利目的で運営しているのです。お客さんは、移民局。移民局と企業との間で数年単位の契約を結び、難民一人当たりいくら、という感じで請け負います。毎年監査が入り、移民局の基準に満たない場合には契約が解除されることもあります。

私はこの難民キャンプで、ソーシャルワーカーとして働いています。大学・大学院で心理学を学びましたが、仕事にする気はいっさいなく、卒業後も全く違う業界に身を置いてきましたが、ひょんなことで出戻ることになりました。

とはいっても、ソーシャルワーカーとは名ばかりで、実態は何でも屋。そもそも、文化も慣習も全く違う国から来た人々と接するわけですから、机上の理論はまったく通用しない、というような状態です。

しばしば憎まれ役を買わざるを得ない私たちスタッフですが、今のところ大きなトラブルもなく平穏に働いています。

ここで働くようになってなんとも感謝しているのが、自分が日本人であるということ。ノルウェーには自らの意志で来た人が大半なのですが、難民申請者としての暮らしは予想以上に厳しいため、ノルウェーに対して大きな不満を持つ人も少なくありません。しかし、こののっぺりした顔立ちの極東人を相手にすれば、その怒りもぶつけようがないというものです。

また、途上国においても日本の知名度が高いことに驚かされます。難民の中でも特に男性には高学歴を持つ人も多く、日本の高度成長期についてや日本の文化、習慣などについても驚くほどの知識を持っている人に出会います。

そうでなくとも、日本のメーカーはよく知られています。自動車メーカーや家電メーカーなど、知っている限りの名前を羅列してくれる人もよくいます。

仕事に関しては、守秘義務があるためあまり多くをお話しすることはできませんが、ノルウェーで難民申請をした人のうち、難民として認定されるのは全体のたった2割ほどです。残りの人は、名目上は母国に強制送還されるわけなのですが、送還に際してはノルウェーと相手国との間で、相手国が自国民を引き受けその安全を保障するという確認がされなくてはなりません。これが大きなハードルで、ノルウェーには難民申請が却下された後も行き場がなく難民キャンプに住み続けている人がごまんといるのです。

たとえばパレスチナ。ノルウェー政府はパレスチナを国として認めていません。話し合いをする政府が存在しないわけですから、元難民申請者を送り返すわけにもいかないのです。その間に元難民申請者家族には次々と子供が生まれ、ノルウェーしか知らない子供たちが増えていっています。

こういった問題は、下々の私たちがどうこうできるものでは到底ないのですが、難民キャンプに住む人たちの怒りや困惑、不安を目の当たりにすると、なんともやるせない気持ちになります。

難民申請を却下され、いつかは母国へ送還されると決まった人たちは、ノルウェー語の習得やノルウェーでの暮らしに対して興味を失います。ただただ、いつかやってくるXデーを恐れ、精神的に参ってしまう人がほとんどです。こういった人たちに、少しでも日々の楽しみを見つけてもらい、小さな希望を持ってもらおうと努力はしているのですが、なかなか難しいものです。



と、すっかり長くなってしまったので、半年間の出来事2はまた次回。
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死ぬかと思った
今週は忙しかった。

月・火は会社の研修でTromsø(トロムソ)へ。水曜はノルウェー版経団連みたいなところの講座でVadsø(ヴァドソー)へ。木曜は、就職前から決まっていた日本から来る友達と落ち合うためにオスロへ。で、木曜の夜の便でアルタに戻るはずだった。

オスロまでは順調。帰りの便は19:50発。2時間弱でトロムソ着。ここで乗客の入れ替えがあってすぐに出発のはずなのだが、トロムソからの乗客が乗ってこない。

しばらくしたらキャプテンから、「機体に不具合が見つかりました。状況の確認を行います。45分ほどかかります」とのアナウンス。

まあ、編み物したりのんびりすごしていたら、1時間くらいたって「修理可能なことが分かりましたので、修理します。30分ほどかかります」

修理はたぶん、20分くらいで終了し、離陸へ。

トロムソからアルタは、25分ほどの短いフライト。離陸時からエンジン回転数が上がると「ピー」という耳障りな音が聞こえてちょっと気分悪し。

アルタが見えてきた。高度を落とすのだが、やたらと急降下が多くて、ちょっと嫌な感じ。

クモを抜けてアルタの町が見えてきたが、降下と上昇を何度も繰り返して、なんと、アルタ、過ぎちゃった。

乗客も「あれ?アルタ過ぎちゃったねー」と。

フライトの遅延で、他のフライトとの滑走路利用の兼ね合いで、上空で待機なのかな~、と思ったんだけど、それにしてはどんどん高度が上がっていく。

しばらくして、キャプテンから「翼のフラップに不具合が生じました。アルタの滑走路は短くて危険なため、トロムソに戻ります」とアナウンス。

えー!!!

「トロムソには15分ほどで到着です」

まあ、無事に着陸できるんなら・・・と思い、再び編み物に没頭。

しかし、15分たっても雲の上。そして、やたらと降下と上昇の繰り返し。

普通のタービュランスとは違う感じの、なんか変なGを体に感じる。

周りの人たちも、会話が少なくなり、ついに静寂が。降下しては上昇を繰り返すエンジン音が大きく響く。

シートベルト着用を促すシグナルが何度かなる。

そして、クルーの一人がコックピットに呼ばれた。私は4Cという通路側の席に座っていたので、開いたドアから濃くピット内が見えたんだけど、パイロットはなにやら手に持った紙をふりかざしていた。

3、4分たってクルーが出てきた。キャプテンから「Cabin crew, prepare for PC」というアナウンス。PCって何????

着陸に備えて機内の照明は消えていたんだけど、私の前方の照明がついた。全部つくのかと思ったら1箇所だけ・・・ついたのは、緊急時の備品が入ったロッカーのところ・・・

本気でやばくなってきた。自分でも、心臓の鼓動が激しくなるのが分かる。周りの人も、引きつった顔をしている。

飛行機はまだ降下と上昇を続けている。思わず、肘掛をぎゅっと握り締める。

どのくらい時間が経ったのかは分からない。たぶん、そんなに長くはなかったんだろうけど、私にはとても長く感じた。

キャプテンのアナウンスで「フラップが直りました。トロムソに普段通りのスムーズな着陸をいたします」

どれだけホッとしただろう。ホッとしつつも、まだ何かあるんじゃ?という考えが消えなかったけれど、数分後、無事に着陸した。

どっと疲れた。

その後、グラウンドサービスの会社から今後についての指示があると言われ、カウンターのところで待機。

しかし、なんと「ホテルを押さえきれないので、できればご自分でホテルを手配、あとでレシートをNorwegian(航空会社)に送ってください」との指示。

さらにこのお兄さん、声が小さいし、みんなイマイチ理解しきれていない。

明日のフライトは??どうやってアルタまで帰ればいいの??

周りの人に聞いても「よく分からない」というばかりなので、とりあえず、カウンターに並ぶ。

しばらく待って、お兄さんからホテルの予約書をもらう。フライトについては、携帯にSMSを送るという。

なんだそれ。

この旅の間、PCを持ち歩いていたのだが、オスロに来る直前に荷物が重いのでアルタ空港にアレ坊に来てもらって家に持って帰ってもらってしまっていた。

iPodがあるけど、充電切れ。充電ケーブルは会社に忘れてしまって、持ってきていない。

できれば、ネットでフライト押さえてしまいたかったけど、それも無理。

とりあえず、ホテルへ。タクシーの運ちゃんに愚痴る。

なんという運か、月曜に泊まったホテルにまた泊まるはめに。レセプションのお兄さんにも、愚痴る。

部屋に行ったけど、なんか寝られるような気分じゃない。もう1時過ぎていたんだけれど、とりあえずセブンイレブンで食べ物買って、部屋でビールを飲む。

明日、朝起きて、Norwegianに電話して代わりのフライトを聞いてみようと思いながら就寝。

翌朝、7時45分頃、携帯メールの音で起きる。

Norwegianから。「アルタまでのバスに乗っていただきます。ホテルのフロントに8時半集合です」

あと45分しかないじゃん!!!!

シャワーは諦めた。もともと、着替えもないし。29度のオスロから4度のトロムソに来たので、寒くて仕方ない。足元はサンダルだったが、靴下を1足持っていて助かった。

アレ坊に電話して、フライトが予約できないか聞いてみる。この日はかなり一杯だったみたいで、ちょうどよい便がないし、あったとしても高い。Norwegianは格安航空会社なので、領収書送っても突っぱねられそうだし、あまり大金を自腹切るのはしゃくだ。

なので、バスで帰ることにした。

8時半ちょっとすぎにバスはホテルを出発。他のホテルに泊まっている乗客もいて、いくつもホテルを回る。

こんな直前の連絡だったから、ホテルの集合に間に合わず、タクシーで空港まで行って空港で待っていた人も結構いた。なんだかんだで10時頃まで、あちらこちらを回って人を拾い集めていた。

その後、出発。バスからの眺めが楽しみではあったのだが、結局、見慣れた風景なので寝てしまった。

2度の休憩を経て、17時前にようやくアルタに到着。

本当に長い旅だった。そして、今まで一番恐ろしい旅だった。


びっくりしたのが、ノルウェー人の気の長さ。目的地に飛べなかった上、バスで代替輸送なんて、日本だったら乗客が社員に詰め寄る場面が簡単に想像できる。

が、だれーも文句など言わず、にこにこバスに乗り込み、「遠足かよ」って感じ。

ノルウェーでは、フライトのキャンセルとか遅延とか本当に多くて、バスの代替輸送も日常茶飯事。みんな慣れてしまっているんだろうな~。

でも、不平不満を垂れない消費者が怠慢なサプライヤーを産むんじゃないかと思ったり。
トロルくん、事故る
先週木曜の午後、幼稚園から電話がかかってきました。

「トロルくんが滑り台でケガをして、歯から出血、歯もぐらついています。迎えに来てください。」

えー。事故の多いやつだなぁ。



迎えに行くと、先生の膝に抱かれてうっとりした表情のトロルくん(先生は、超もち肌、ちょっとぽっちゃりブロンド碧眼で、トロルくんの大好きなタイプ)。

口を開けさせると、確かに歯茎から出血している。アレ坊が歯医者に電話してくれたので、そのまま歯医者へ向かう。


当事者でもないのに、弟の出血にビビッたお猿さんがぐすんぐすん泣いている。こちらも一緒に連れて行く(お迎えが間に合わなくなると困るので)。


ノルウェーでは、歯医者は100%自己負担ですが(民間の保険に入っていない限り)、18歳までと妊娠中の女性は歯科診療が無料で受けられます。市の健康センターに歯医者が併設されており、こちらを利用します。一般の人は、開業医の歯医者を自分で選んでもOKです。

歯医者に着くと、アシスタントのおばちゃんがめちゃくちゃやさしい~。トロルくんもさほど抵抗せずにまずはレントゲン。動いちゃったみたいで、後に撮りなおし。


先生は、若い男性で、なんか面白い訛りだった。北ノルウェーの訛りなんだけど、この辺ともちょっと違う。訛りにばっかり神経がいってしまって、肝心なところを聞き逃して聞き返す始末(笑)。

アレ坊もついて来たのだが、気が動転してたのか(?)、それとも元来の歯医者嫌いのせいか、こちらもなんかとんちんかん。

1週間は柔らかい食事といわれたのを、1週間後に再検診と思い込んだり、挙句の果てに、私たちが部屋を出た後に1ヵ月後の検診の予約をしたくせに、家に帰ったらその日時をすっかり忘れてる!!!


当のトロルくんは、歯にはおそらく異常なし。ただ、負担をかけるとぐらつき、歯が抜ける可能性があるので、柔らかいものを食べさせることと、歯磨きのときに気をつけること。上唇と歯茎の間にある筋が切れてしまっているが、こちらは心配なし。歯茎の傷が大きいが、こちらもすぐにふさがるので縫合の必要なし。


4日経って、傷はほとんど治ったようですが、食べるときに食べ物があたるとやっぱり痛いみたい。

「nam nam, au au!」と言っております。(nam nam=おいしい→食べ物、au au=痛い!)


上唇の裏の筋は、切れてぶら~んと垂れ下がっており、ちょっと滑稽。小さなのどちんこみたいです。

早く治って、固いものもガシガシ食べられるようになりますように。


幼稚園にお弁当(ご飯なら前歯で噛まなくてよいので、ご飯もの)を持たせるのが、ちょっと新鮮な母です。
ご無沙汰しております
大変にご無沙汰しております。元気にやっております。TwitterとFacebookがメインになってしまい、なかなかこちらに書き込みをすることがなくなり・・・

子どもたちも元気です。トロルくんは2歳5ヶ月。相変わらずろくにしゃべりませんが、態度だけは一丁前です。

お猿さんは・・・この週末で急激に成長しました。





負の方向に。




金曜日に友達が泊まりに来ていたのですが、それで調子付いたっぽくって、大人の言うことをろくに聞かなくなりました。そして、大人に話すときに態度の悪さ!!!土曜の夕方に子どもらが別の家に移動し、6時半頃にアレ坊が迎えに行ったのですが、そちらのお母さんに対して「R(こちらではよそのお母さんも名前で呼びます)、ピザ、まだできないの~??」なんて言ってたそうです。アレ坊がたしなめたらしいですが・・・

帰ってきてからも、なーんかうわっついてる。

お猿さんはバカがつくくらい素直なタイプだったので、裏表ないし、ウソなんてつけないし、本当に楽チンだったのですが、ここにきて、しらばくれる、(小さな)うそをつく(自分がやったのに「やってない」など)、影で(ちょっと)悪いことをする(おもちゃを取られた腹いせに弟をこづく)など、まあ、大したことはないんですが、今までそういったことと無縁だっただけに、いちいちこちらも腹が立つわけです。

今日も朝から、「あー!!昨日R(友達)にもらったポップコーンだ!!」と、テーブルの上に置かれたビニール袋に入ったポップコーンを見て言うので、「朝ごはんもまだなんだから食べちゃダメだよ」と言ったそばから、パクリ。

日中は家族でプールに行く予定だったのですが、トロルくんが鼻水大王になったのでアレ坊とお猿さんだけで出かけました。

帰ってきてからも、「つまらない」「誰も遊んでくれない」とうるさいことこの上なし。「本を読んだりパズルをしたり、一人でできることがいくらでもあるでしょう?」と言っても、テンションが高くなってしまっていてダメ。

朝、アイロンビーズのビーズを口に入れてカミカミしていたのを私に見つかり(噛み癖のある友達がいて、爪とか文房具とかおもちゃとか、何でも噛むんだけど、その真似をしているうちにお猿さんも結構癖になってしまっている)、何度言ってもやめられないならアイロンビーズは仕舞います。ということで、片付けてしまったので、「アイロンビーズがしたい~!!」と大騒ぎ。最終的に、アレ坊に「うるさすぎる!!しばらく自分の部屋にいなさい!!」と言われる始末。

その後、私が部屋に行き、「おもちゃを口に入れないという約束を何度しても守れないんだからしかたがない」と説き、代わりにアクアビーズをすることに。でも、結局これも最後までしないまま放り投げ・・・

夕飯の支度を手伝わせても、お箸を出せといっているのに「お箸は嫌いだ」と言って勝手にフォークとスプーン(味噌汁用??)を並べるし、食事中に落としたお箸を流しで洗った帰りに口にくわえて歩き回って叱られたり、気が休まりません。

そしてとどめは、歯磨きの最中。トロルくんを膝の上に仰向けにして歯を磨いていたら、お猿さんが周りで飛び跳ねる。「危ないからやめなさい」と言ってもやめず、案の定、バランスを崩し、トロルくんの上にしりもち。

私にこっぴどく叱られ、「本読みなし。一人で親のベッドで寝なさい」と言われたのですが、すでにトロルくんに本を読んでいたアレ坊のところに逃げ込み、一人寝の刑は免れたお猿さん。

それにしても、ほとほと疲れた1日でした。このハイっぷり、なんなんでしょう。明日からは通常通りに落ち着いてくれるといいのですが。
お猿さん4歳11ヶ月、トロルくん2歳2ヶ月
トロルくんが、ぽつりぽつりと言葉を話すようになりました。

最初は「きしゃぽっぽ」。きかんしゃトーマスが大好きで覚えたようです。ただ、最近はきしゃぽっぽの範疇が広がりつつあり、車輪がついているものはほとんどきしゃぽっぽ(笑)。

そしておととい、とつぜん冷蔵庫に張ってある写真を指差して「pingvin(ピングヴィン:ペンギン)」と!

確かに、家族写真の背景にはペンギンの絵が!!!

そして、昨日は「あんぱんまん」。

わりと、長めの単語がお気に入りのよう。

トイレに興味を示すようになり、座りたがります。1度、成功しました。

「男の子は立たせてするほうが楽」と聞いていたりもしましたが、お姉ちゃんの影響でしっかり座って、さらに、用を足した後には(出ても出なくても)ご丁寧にトイレットペーパーで拭いています。

おととい、補助便座を頭からかぶって抜けなくなって大変な目にあったので(10分ほど格闘の後、ようやく抜けました)、もしかしたらトイレトレーニングは一歩後退かもしれない・・・

お猿さんは、日本語の退化が著しい(笑)。日本ではあんなにペラペラしゃべってたくせに、妙にたどたどしくなりました。しばらく日本語で話していると調子が出てくるのだけどね。

相変わらず、読み書きにはかなり興味を示しています。面白いのが、ようちえんを「のちぇん」と書いたり、「すき」「した」みたいに、一文字目の母音が消えてしまう言葉はひらがな一文字で書けると思っていること。

「ママ~、ski(すき)ってどう書くの?」などとよく聞いてきます。

スケートが上手になりました。スキーは、まだ雪が少ないのであまり挑戦していません。

今月はトロルくんの2歳児検診。言葉の発達をメインで見るそうなので・・・「2語文」なんて書いてありますが、まだ、語彙が数えられるほどしかないのでね~。
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