気まま生活
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出産秘話 その10-入院生活
韓国では、自然分娩の場合は一般的に2晩入院する。その後は、産後調理院というお母さんと子供が泊まれる施設に行く人が多いらしい。食事が提供されるので、お母さんは家事をする必要がなく、子供の世話などをここで教わるらしい。入院中、沐浴指導と授乳指導が受けられるとは言われたが私は受けなかった。言葉分からないしね。助産師さんが2、3回授乳を見に来てくれた。毎回添い乳するように言われるのが困った。だって、寝入ってしまうから、私・・・それに、起きた状態での授乳も教えてもらわないと後々困るのでは??韓国でも事前に母親学級みたいなのがあるんだろうけど、日本の産院に比べるとかなり放って置かれる感じだった。初めての子供だったら戸惑うだろうな~。日本は1週間の入院でいろいろと教えてもらえるので、あれはかなりいいやり方だなー、と思う。特に授乳は最初は本当に難しいからね。2晩で家に帰っちゃったら、それこそどうしたらいいか分からなくなっちゃうだろなー。この国での母乳育児の割合が低いのは、そのあたりも影響してるかも?私が産んだ病院は母乳育児促進とのことであちこちにポスターが貼ってあったけど、あんまり『促進』してる感じはなかったなぁ。

入院中と退院時に抗生物質と消化を助ける薬、というのが処方された。抗生物質は子宮の炎症を抑えるためだと言う。担当の先生に聞いたら、韓国では一般的に処方されるものだが、特に問題がなければ飲まなくてよいと言われたので飲まなかった。痛み止めも必要ではなかったので断った。

産後12時間から座浴とやらを開始(1日3回)するようにと言われたが、これも遠慮した。お尻をお湯に浸すらしいんだけど・・・機械が2台そのフロアにあるから、と言われたけど、衛生面とかどうなの??物は試しで一度くらい?とも思ったが、結局なんとなく行かないまま退院してしまった。退院のときも、自宅で座浴するようにと座浴のお湯に溶かすジェルをもらったけど、使わなかった。担当の先生は、いったん沸騰させたお湯を使うように、なんて言ってたけど、想像しただけでお尻をやけどしたような気分になったので(もちろん、沸騰させて十分冷まして使うんだけどね)、やってみようとも思わなかった。大体、うちには腰掛けられるような洗面器がないし。

食事は、韓国の出産ストーリーに欠かせないわかめスープ!!を期待してたのだが、分娩室から病室に移る際に「食事はどうしますか?日本食もあるけど」と言われたので、「あ、じゃ、日本食で」と答えたらわかめスープは出てこなかった。食べてみたかったけどな~。この日本食とやらは、どのあたりが日本なのかさっぱり分からない代物で、とにかくたんぱく質のオンパレード。野菜はごくわずか。ご飯は1度なんて灰色がかって団子状になっちゃったのがでてきたり、とにかく食欲を減退させるものだった。お猿さんが入院した病院のご飯はおいしかったけどな~。ついてきたオレンジジュースも、飲んだらなんと、100%ジュースじゃなくてお砂糖たっぷりのあま~いジュースだったし。本当に病院食??って感じ。

ある日の食事。魚の煮付け、エビフライ、牛肉を煮たもの。野菜は大学芋と塩もみの大根だけ。スープはありえない味と食感。どろっとしてるんだけどシチューみたいにコクもないし、私は一口でギブアップ。

food.jpg

入院の案内には、夜食も出ると書いてあったが一度も出なかった。夕食は確か17時半くらいととても早かったので、アレ坊におやつを買っておいてもらって夜はそれでしのいだ。授乳してるとお腹すくのよねー。出産の後も軽食が出ると聞いていたけど出なかったし。食べ物の恨みは恐ろしいぞ!

子供は明け方、4時だったか5時だったかに新生児室に連れて行かれる。7時までにお風呂に入れてもらって、その後体調チェックをして部屋に帰ってくるわけなんだけど、いつも8時過ぎても戻ってこない。初日はどうしたんだろうと思って新生児室に行ったら引き取らせてもらえた。翌日は、「終わったら部屋に連れて行きますから」と言われ、9時過ぎに戻ってきた。最後の授乳からだいぶ時間が経ってしまっていたのでちょっと心配だったけど、ぐっすり寝た状態で戻ってきた。母乳のみの希望を出していたけど、新生児室でミルクもらったのかな?

ほぼすべてのやりとりが韓国語だったので、産後すぐにいい頭の体操になりました!!重要なことは書類も渡されたので、どうにか理解できて助かった~。医療用語は日本語から類推しやすいものも多く、まあ、事なきを得ました。これでも外国人御用達の病院なんだけどねー。まあ、日本人だから韓国語を話すものと思われてしまっていたのかもしれない。韓国に住んでる日本人は、韓国語堪能な方が多いからね。

韓国での出産、終えてみての感想は「2人目でよかった」。1人目だったら、言葉の壁、文化の壁でとてつもないストレスを受けたろうな~。でも、それを乗り越えているお母さんがたーくさんいるのよね。本当に尊敬します。逆子自然分娩も何事もなく、本当によかったです。この国ではあまり一般的ではないことばかりを希望して、先生探しから始まりいろいろとドタバタしたけど、妥協しないでよかったと思います。この国ではなかなかゆっくりお産をさせてくれる施設がないけれど、とことん付き合ってくれた(分娩は実質2時間だったけど、入院からは17時間掛かった)助産師さん、先生には本当に感謝です。普通だったら促進剤打たれてたところだもん。

生まれてきた赤ん坊は、お腹の中にいたときはいろいろと親をやきもきさせましたが、なんとまあ、手の掛からないこと!2人目の育児は1人目とは比にならないくらい楽です。今のところ。こちらに経験、知識が備わっているので、いちいち小さなことで困ったり心配したりしなくていいからね。手際もいいので、子供の機嫌も損ねません。周りから「2人目は楽よ。楽しいよ。」とは言われていたけど、ああ、こういうことなんだー、と改めて実感しました。

長々と書いてきました出産秘話もこれにておしまい!お付き合い、ありがとうございました。
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お猿さん語録
トロルくんのオムツ替えの様子をしげしげと眺めていたお猿さん。

「赤ちゃん、しっぽ!!」と叫んで指差したその先には・・・おちんちん。

「あははー。しっぽじゃないよ。これ、おちんちん。」と言うと、「とうさん、おちんちん~!!」と叫んだ。

これからあちこちで叫ぶんだろうな。この言葉を。日本に住んでなくてよかった。
出産秘話 その9-生まれたその後は・・・
(ご注意)ありのままをつらつら書いてしまいましたので、読んでいて気持ちのよいものではないと思います・・・すみません。

へその緒を切った後は、赤ん坊は諸検査へ。アレ坊が同伴。

私は胎盤も出て、そのままベッドの上で休む。先生いわく、ものすごく出血が少ないお産だったらしい。一般的に、分娩時間が短いと出血も少ないんだそうだ。いやー、いいお産だった、とみんな満足げだった。リーダー助産師さん以外にとっては初の逆子自然分娩だったから、かなりみんな興奮していた。

会陰の避けてしまったところを縫ってもらう。先生いわく、1cm程度の小さな傷。前回は何ヶ所か小さな傷ができてしまったようで、縫うのにも時間が掛かったし、とにかく痛かった!!先生は「麻酔してますからそんなに痛いはずはないんですよ」と言っていたが、痛かった。それに比べて今回は、まったく感覚なし。前回、あれは絶対麻酔が効いていなかったんだ!!!

赤ん坊は検査から帰ってきたが、呼吸が少し乱れているということで、私が希望してた母子同室は見送られることに。30分一緒にいていいが、その後は赤ん坊は新生児室へ、と言われた。そういうことなら仕方がないので了承する。一緒にいていい30分間も、授乳は避けるようにと言われる。誤嚥して肺炎をおこしたりしないように、とのこと。

赤ん坊は足から生まれてきたので、お腹の中で足が圧迫されちゃって、紫色に変色していた。アレ坊は、私の体の中から紫色の足がにゅ~っと出てきたときは心底驚いたらしい。そりゃそうだ。そもそもアレ坊は出産に立ち会うのはこれが初めてだったので、生まれたての赤ん坊はどす黒くてしわくちゃで奇妙なものだということを知らなかったのだ。足の紫色は日にちが経てば消えると言われたが、足の裏が青っぽいのは生まれてから10日後くらいにやっと消えた。

赤ん坊はまた新生児室へと連れて行かれた。私は後陣痛が始まる。後陣痛とは、子宮がもとの大きさに戻ろうとするために起こる痛み。1人目よりも2人目、2人目よりも3人目の出産の後陣痛が痛いとは聞いていたが、これは結構な痛みだった。結局3日くらいは痛みが続いた。痛み止めを飲むほどではなかったけど、授乳時は痛かったなー。おっぱいが刺激されると子宮の収縮が促進されるそうで。赤ん坊が泣くと「うへー、またあの痛みに耐えないといけないのか」と思うくらい痛かった。

後陣痛もだけど、子宮のマッサージとやらが激痛だった!!!日本ではそんなことされなかったんだけど、韓国では下腹部をぐわしっとつかんで思いっきり振られる。すごい勢いで振られる。半端ない。痛い!!!胎盤がはがれたところから出血するが、その血液が子宮内に溜まっていると子宮の収縮が遅れるから、こうやって血液を出すのだという。確かに、何か出てくるのは分かるけど、めちゃくちゃ気持ち悪いし痛い。1時間おきくらいに病院の助産師さんがやってきてこれをやるのには参った。

日本では、お産の後は産褥パッドという生理ナプキンのお化けみたいなものを当ててもらって、仰向けで2時間寝転がっているようにと言われただけだった。「子宮の戻りを確認しますね」と言って、お腹をそっと押されたけど、こんな荒療治は受けなかった!!さらに韓国では(他の病院は知らないけど)、パッドなんて当ててもらえないし、下半身すっぽんぽんのままベッドに寝ている状態。病院のパジャマは上着だけで(膝下丈)、それを捲り上げた状態でベッドに寝ていて、お尻の下にはペット用のトイレシートみたいな、吸収体の入った40cm四方くらいのシートを敷かれる。パンツも履いてない。体の上にはシーツを掛けてもらっている。すごい!合理的と言えば合理的だけど、原始的といえば原始的。パッドを当ててるわけではないので、血液などが出てくるのが感じられて気持ち悪い。

アレ坊とお猿さんは0時前に帰っていった。お猿さんは爆睡中だった。担当の先生の奥さんが見ていてくれたので本当に助かった!分娩室からお猿さんが寝ていたソファベッドを出さなくてはいけなかったので。それに、寝ててくれてよかったかも。起きてたら、アレ坊はお猿さんに振り回されてお産どころではなかったかも。それともおとなしく一緒に見られたかな??

赤ん坊が生まれたのが22時5分(10月10日だったので10時10分に生まれたらすごいね!なんて言っていたが、5分早かった。)、分娩室には1時前くらいまでいたんじゃないかと思う。この妙な格好のまま。トイレに行きたくなったら声を掛けてくれ、と言われたが、部屋にあるインターフォンらしきものの使い方がさっぱり分からない。うとうとしながら誰か来るのを待つ。

助産師さんが来たので、トイレに行きたいと伝える。着替えを持ってきてくれた。まずはベッドの上に腰掛けるようにと言われたので体を起こす。しばらく待ってめまいとかもないのでトイレに行こうと立ち上がったら「あー!!!一緒に行きますから!!!」と止められた。トイレは分娩室の中、3歩くらいのところにあるので、なんか、ふらーっと立ち上がってしまった。確かに日本でも、最初のトイレは付き添ってもらったなぁ。

トイレを済ませ、着替え。足とか拭いてくれるのかと思ったら、そんなことはなかった。そのネグリジェ状のものだけ着替えておしまい。なーんか気持ち悪いなぁ。パジャマの下にはまたオムツ状の生理用ナプキンをつけた。韓国の人はどうしてるんだろう?と思ったら、後で産褥パッドが支給された。とんでもない超特大サイズだった!!!どうやって使うんだろう??長さが50cmくらいあったなぁ。私はオムツナプキンのあとは、普通のナプキンを使っていた。

分娩室から病室へ移る。車椅子が来た。「歩けますけど?」と言ったんだけど、車椅子に乗るようにと言われる。車椅子って、逆に目が回るのよね。看護婦さんたちって忙しいからかすごいスピードで押すから。ってことは、うちの子供も普段、こういう目に合ってるってわけか。乳母車で。

病室は個室だった。結構広くて、ここもソファベッドがあって、テレビ、冷蔵庫、トイレにシャワーもついていた。でも、水圧が弱すぎて顔を洗うのも一苦労。シャワーどころではない。赤ん坊用のお尻拭きで自分の体をきれいにした。

しばらく寝ていると小児科の先生が来て、子供の様子に問題なさそうなので母子同室開始して大丈夫です、と言われる。「ご主人は?」と聞かれたので「あ、帰りました」と言うと、大丈夫ですか???と不安そうな顔。ま、どうにかなるでしょう。大丈夫ですと答える。

子供と一緒に病院の助産師さんも来て、授乳してみましょうと言われる。ベッドの上に腰掛けると、寝転がったまま授乳するようにと言われる。新生児に添い乳かー。思い切ったことするねぇ。赤ん坊はお猿さんとは大違いでおっぱいを吸うのがとても上手。フガフガ飲みはじめた。しばらくボーっと赤ん坊を見ていたが・・・気がついたら4時前!!!なんと、新生児の横で2時間近く寝入ってしまった私。恐ろしい!!!!これ以降、助産師さんの前では添い乳しても、その後はすぐに起き上がっての授乳に変えた。あー、怖かった。

分娩室のあるフロアは、スタッフみんな英語ができてすべてがスムーズだったのだが、入院したフロアでは英語はまったくといっていいほど通じず・・・つたない韓国語でどうにかこうにか対処した。入院が週末だったから、インターナショナルクリニック、という、外国人専用窓口が閉まっていて、英語のできるスタッフを派遣してもらえなかったのだ。退院の日は月曜で、この日は英語を話す女性が着てくれたので助かった。
出産秘話 その8-生まれた!
(ご注意)ありのままをつらつら書いてしまいましたので、読んでいて気持ちのよいものではないと思います・・・すみません。

一気に分娩室があわただしくなる。分娩に必要な医療器具を部屋に入れなくてはいけないらしい。そのために、ソファベッドなどの家具を部屋から出す必要がある。みんな総出で家具を動かす。お猿さんは隣の分娩室が空いていたのでそこに寝かせてもらう。先生の奥さんがついていてくれるという。よかった。

私のベッドも、足元を広げて分娩台仕様に変えなくてはならない。と言っても、足置きはなくて(ついてたけどセットされてなかった)、ベッドの足元を広げただけ、って感じだった。そこにシーツやら防水シートやらを敷いていた。その間私は微妙な体勢で待っていなくてはならず、リーダー助産師さんが自分につかまっていきみ逃しするようにと言ってくれた。この助産師さん、小柄なんだけどね。遠慮なく抱きつかせてもらいました。

おしっこは溜まってないかと聞かれたが、いまさらそんなこと聞かれても・・・陣痛でもう、尿意なんて分からなくなっちゃってるよ。1時間くらい前に行きました、と答える。出せば出なくもなさそうな気もする。お腹を押して溜まり具合を見てもらうが、溜まってたのかな?先生が「ここでしていいですよ」と言うのでシーツの上でするの?と思ったら、お尻の下にあてがうお盆のようなものが出てきた。それをお尻の下に入れるのがまた一苦労。陣痛の合間によいしょっと腰を持ち上げて入れてもらう。けど、出なかった。そしたら担当の先生が「カテーテル入れますか?」と言うので、「え?入れなくちゃダメなんですか?1時間くらい前にトイレ行ったんですけど。」と必死の反論。「嫌ならいいですよ」と言うので入れないでくださいと答える。

部屋の準備が終わるか終わらないかのうちに、助産師さんに「もういきんでいいよ」と言われる。でも、おしっこ騒動で、なんだかいきみたい気持ちがどこかへ行ってしまった。そう言われた直後の陣痛ではいきめなかったが、その次からは本能のままいきむ。体はすんなり出た。問題は頭。案の定ひっかかる。普通の分娩だと一番大きな頭が最初に出てくるから、頭さえ出てしまえは後は問題なくずるずるっと出てくるんだけど、逆子だとそれが間逆。出やすい体がするするっと先に出てきてしまい、頭がひっかかる。頭とともにへその緒が出てくるので(胎盤はまだ体の中だから)、引っかかった状態で時間が掛かりすぎるとへその緒が圧迫されて赤ちゃんに酸素が十分に届かなくなる。

酸素マスクをつけられた。くさっ!!!思わず、「これ、臭いです~」と文句。先生に「うん、ごめんね。臭いんだけど我慢して。赤ちゃんのためだから。」と言われる。でも、本当に臭かった!!ビニール臭いの。

先生、助産師さんたちに「いきんで!もっといきんで!!」と言われるけど、そう言われてもこれ以上は強くいきめない。先生と助産師さんがお腹を押す。リーダー助産師さんが赤ん坊の頭の向きを整える。アレ坊も私の手を握って「You can do it!!」と励ましているが、「うわ~、典型的~」などと妙に冷静に聞いている自分がいた。一度、赤ん坊の心拍が下がり、先生に「深呼吸して!!」と言われる。一生懸命スーハー呼吸すると、心拍はすぐに元に戻った。おー。へその緒でつながってるってこういうことなんだ~。と妙に感動する。

そんなこんなで、結構長い時間が経った気がしたが、おそらく2、3分後だったんだと思う。あちっ、という感覚とともに赤ん坊が出てきた。この「熱い」っていうのは出口が裂けた時の感覚。痛いんじゃなくて熱いのよね。逆子だから会陰切開もありえるのかな?と思っていたんだけど、避けられた。頭が引っかかったときは、「あー、切られるかなー」と思ったんだけど。よかった。

赤ん坊は出てきたけど泣かない。お猿さんもしばらく泣かなかったので、そんなに心配にはならなかったけど、でもやっぱり早く泣き声が聞きたかった。お産の途中で眼鏡を外されてしまったので、何も見えない。アレ坊に「メガネ取って」と言うも、「どこにあるかわからん」と言われる。

赤ん坊、泣いた!よかった~。助産師さんに「メガネ取ってください」と英語で言うも、みんなハイテンションになってて聞いてない。何度言ってもダメなので韓国語で叫んだら気づいてもらえた。やっと赤ん坊が見えた。へその緒がついたままの状態で胸の上に乗せてもらう。しばらくして、へその緒を流れる血液が止まったとかで、へその緒を切ることになった。結局バースプランは出せなかったけど、担当の先生がいわゆる西洋人好みの方式を取ってくれたっぽい。へその緒はアレ坊が切った。ゴムみたいで切りにくいとか聞いたことがあったけど、結構すっぱり切れてた。
出産秘話 その7-いつになったら産まれる?
病院に着いたものの、なんせ初めて来るところなのでねぇ。勝手が分からないけど、先生に言われたとおり3階へ。分娩フロア??とでも言いましょうか、分娩室、手術室、回復室などがセットになったフロアでした。その反対側は新生児室とNICU。分娩フロアの方へ入っていくと、話はしっかり伝わっていたらしく名前を確認され、分娩室へ。

分娩室は結構広く、ベッドのほかにソファベッドも。テレビもあって冷蔵庫もあった!アレ坊に水を買いに行ってもらう。前回のお産では冷たい水が本当においしく生き返る心地だったので、今回もバースプランには「自由に水を飲ませてほしい」と書いたのだが、結局バースプラン提出前に出産になっちゃったなぁ。

しばらくすると担当の先生がクリニックの助産師さんとともに来た。この助産師さん、英語はあんまり、って話だったけど、結構話せるみたい。よかった。もう少し経って、今回の逆子自然分娩リーダーである助産師さん登場。相変わらずほんわかのんびり。

陣痛はすでに2分半間隔。でも、痛みはさほど強くなくて、呼吸で楽々乗り切れる。内診してみるかと先生に聞かれたが、痛みからしてまだまだ生まれそうにないと思ったので断る。

病院の看護婦さんが入院の書類を持ってきた。注意事項がいろいろとありそこにサインしなくてはならないのだがなんと!飲食禁止と書かれていた。ガーン・・・病院のルールなので仕方ないと言われる。サインする。

看護婦さんが退出した後、担当の先生に水もダメかと問うと、「普段だったら私の判断で許可してるんだけど、今回は逆子で帝王切開のリスクが若干高いから・・・」と渋い回答。この飲食禁止、ってのは、万が一緊急帝王切開になった場合、麻酔下で胃の中のものを嘔吐してしまい、それを誤嚥する可能性があるから。でも、日本で出産したときはそんなこと言われなかった。陣痛が始まってからも夕ご飯出たし、水も飲み放題だったし。喉が渇いたりお腹がすいたら点滴を入れると言われた。やだなー。お産の最中の水は、どっちかというと喉を潤すためのものなのに。口から飲めなくちゃ意味がないよ。

韓国の病院はどこも飲食禁止らしいということは聞いてはいたが、がっかり。北米もそうらしいねー。万が一の時のために、というより、帝王切開を前提に事が運んでるみたいな感じがして、どうも納得いかない。だって、日本ではそんなの聞いたことないもん!!陣痛の合間には体力温存のために飲んだり食べたりしましょう、って言われるくらいだよ。

陣痛はなかなか強く長くならない。バランスボールを使ってみろと言われたり、階段を上り下りしてみたり。多少強くなってもまた弱まってしまう。子供はお腹の中でうろうろ動いてるし、全然出てきそうな気配はない。

だんだん喉が渇いてきた。内緒でお水を少し飲んだ。何度も飲んだ。担当の先生に「お水、本当にダメですか?前回のお産、お水なしには乗り切れなかったですよ。」と言うと、「うーん。じゃ、お水、お水だけね。あまり飲み過ぎないように。」と許可が下りた。やった!

アレ坊とお猿さんは散歩に出たり部屋に帰ってきて一緒にバランスボールで遊んだり。私は眠気に襲われた。動け動けと言われるけど、そうは動いていられない。何度か昼寝をした。先生がリーダー助産師さんに「17時までに生まれるかな?僕、講義があるんだよね」と話している。「それまでには生まれるでしょー」と助産師さん。あと5時間かー。生まれるかなー。

分娩室から分娩室へ移る。どちらの部屋も分娩室という名前なんだけど、最初に入った部屋はベッドが分娩台にならない。隣の部屋は分娩台になるベッドなので、そちらが空いて移ることに。その他、水中出産できる部屋もあったけど、私はあまり興味なく。いつでも使えるから言ってくれと言われた。新しい部屋には冷蔵庫もテレビもなかった!テレビはどうでもいいけど、冷蔵庫は冷たい水のためにほしかったんだけどなー。

午後2時くらいになって、リーダーの助産師さんが「お腹すいたんじゃない?お昼食べてきたら。」と発言。担当の先生、ビビる。「いや、食べ物は・・・」と先生。「食べなくちゃ体力持たないわよ」と助産師さん。助産師さんの当然のような口ぶりに先生、折れる。「食べてらっしゃい」

まだ陣痛は3分間隔くらいで来ていた。何を食べようかなぁ。お猿さんとアレ坊と病院の外へ。韓国粥のお店があった。いいね!牛肉ときのこのおかゆを食べる。3分おきにフーフー言いながらも完食。おいしかった。本当においしかった。

部屋に戻ってしばらくしたら、陣痛が消えていることに気づいた。音沙汰なし。うーん。

リーダー助産師さんが、この隙に外回転術をもう一度してみようと言い出した。私は、なんだかお腹の子は絶対に頭を下には向けないような気がしていたので、あんまり乗り気でもなかったが、まあ、頭から生まれてくれるに越したことはないのでやってもらう。頭の位置は90度以上回るんだけど、戻っちゃう。助産師さんの手をかいくぐって。この子は本当に頭が上でいたいのね、と思う。

骨盤にお尻がはまっているといって子宮の下の部分をぐいぐい押される。これはさすがに痛かった。もう勘弁して!!と思ったら、助産師さんもあきらめた。あー、よかった。これで陣痛がまた戻るかと思ったけどそのまま何事も起こらない。本当に生まれるのか?

その後は部屋の外をうろうろしたり寝たり。アレ坊とお猿さんが夕食を食べに行くと言うので私も一緒に散歩がてら着いていった。私は店には入らずそのまま病室へ。しばらくして上機嫌のお猿さんが帰ってきた。うどんを1人前平らげたと言う。しばしお猿さんと遊ぶ。

19時過ぎになり、お猿さんが眠そうになってきた。アレ坊に、もう1階のロビーは暗いだろうから、乳母車でロビーをうろうろして寝かせちゃえば?と提案。アレ坊とお猿さん1階へ。しばらくして爆睡のお猿さんが帰ってきた。ソファベッドに寝かせる。

そのあと、アレ坊はどこかに行ったのかな?記憶が薄れている。とにかく20時頃、また陣痛がやってきた。なんか、歩いていたほうがいい気がしたので、廊下をひたすら歩く。間隔は3分くらい?結構強い。これは来るかも。リーダー助産師さんが待機室から出てきたので、陣痛がまた始まったことを伝える。結構痛くて、腰とか押してもらえないかな?と期待してたのだが、「あら、よかったわね」くらいでまた待機室へ戻ってしまった。21時過ぎ、担当の先生が奥さんと戻ってきた。例の17時からの講義、2時間ずらしてもらって19時から始めて21時に終わって戻ってきてくれたそう。「陣痛、始まりました」というとやはり、「よかったね」程度で待機室へ。うーん。かなり来てるんですけど。

それでもまだまだ歩く。フーフー言いながら歩く。リーダー助産師さんが待機室から出てきて腰を少し押してくれた。チョコレートも3粒くれた。部屋に戻って一気に食べる。おいしい。本当においしい。水も飲む。確か、トイレにも行った。

再び廊下へ。歩く歩く歩く。歩けなくなった。やばい。耐えられない。出てきちゃう。

部屋に戻る。アレ坊がベッドに突っ伏した私を見て待機室へ走る。先生や助産師さんがやってくる。内診してもらう。リーダー助産師さんの声が響く。「子宮口全開!!!」
2歳8ヶ月でした
この1ヶ月、何があったかなぁ。まあ、元気に過ごしてました。確か9月は、ちょっと肺炎起こして病院通いはしたっけな。でも、体力ついたなー、と思います。こうやって病気に片足突っ込んでも自力で回復できるようになったから。前は、鼻水、咳ときたら肺炎、気管支炎、喘息のフルコース決定だったもんな~。喘息も、薬が増えてしまったけど2ヶ月ほどうまくコントロールできてます。

薬と言えば、お猿さんは大の薬嫌い。病院でも有名(?)なくらい、薬を飲めなくて大変だった。無理やり飲ませると胃の内容物を吐く・・・

しかし、この難題も解消。下の子が生まれるので少々赤ちゃん返りがあったのか、妙に赤ん坊の使うものに執着した時期があった。特に、お人形用の哺乳瓶。これをちゅぱちゅぱ吸って「お猿さん、赤ちゃん」と言うのがお気に入りの遊びだった。

そこで、賢い母は考えた。飲み薬の空きボトルに薬を入れ、「赤ちゃんのミルクみたいねー」と言って手渡したところ・・・飲んだ飲んだ!!飲み薬の口にはちょうど口にくわえられるような形の栓がついていて、本人は哺乳瓶のつもりでニコニコ飲んでいる!!薬の味が嫌なわけではなかったんだね。無理して飲ませると吐いたり汚したりして本当に大変だったけど、自分から飲める日が来るなんて思いもしなかった。本当に楽になりました。

今は粉薬なんだけど、水にカキ氷用のイチゴシロップをちょっと垂らし、そこに粉薬を溶かしてこの秘密兵器、空きボトルで飲ませてます。飲むときは必ず父さんの膝の上。1日1回、夜飲んでるんだけど、休日の朝など父さんがいるときには「おくすりのむー」と催促するくらいお気に入り。そうそう、なぜか「おくすり」が言えず「おくるすり」と言っています。おくるすりのほうがよっぽど言い難いと思うんだけどね。

下の子の誕生を前に、いきなりお姉ちゃん化したお猿さん。

まず、オムツが取れました!!!それも急に。1度トイレで成功したと思ったら、その後ほぼ失敗なく。3日後には幼稚園にもオムツなしで登園。幼稚園ではいまだ失敗なし。家ではたまーに少し失敗しちゃいますが、驚くほどすんなり取れました。

昼寝をするときはオムツなしで寝かせてますが、夜は何度かオムツなしで寝かせたところ1度おねしょ。その後はオムツにしてますが、朝になってオムツが濡れていたり濡れていなかったり。睡眠時間が長いので(昼寝しなければ19時就寝、6時~6時半起床)、まだおねしょは仕方ないかな。

ただ、ウンチはなかなかトイレでできず。と言うのもお猿さん、妙な大勢でいきむのです・・・床に腹ばいになりお尻を少し上げた状態で・・・便器に腰掛けて用を足す姿からは程遠いです。ウンチの時は自らオムツを要求。まあ、仕方ないと思っていたのですが、数週前、幼稚園でトイレでウンチ達成!その後、幼稚園では頻繁にトイレでできているようです。昼食の後に催すらしく、先生には臭い仕事を押し付けて申し訳ないのですが。

数日前、自宅でウンチウンチと大騒ぎをしだし、トイレに連れて行ったのですが便座から飛び降りてしまい、なんとトイレの床に寝そべった状態でブツがにょろにょろと・・・慌ててトイレットペーパーで受け止めました。その翌日は父さんとトイレでウンチ達成!今日も外から帰ってきて何度も「ウンチ」と騒いでいましたが、結局出なかったなぁ。明日幼稚園でできるといいけど。

オムツ時代、幼稚園ではウンチができず、便秘になってしまっていたお猿さん。幼稚園で用を足せるようになって、便秘も改善されました!!!あー、よかった。下手すると10日くらい出なかったからね~。今では2日に1度程度のペースです。

そして、夜は自分の部屋の自分のベッドで寝るようになりました。これまたあっけなかった。ある日、自分のベッドで寝てみる?と言って寝かせたらそれっきり。最初の2晩くらいは添い寝したけど、それ以降はベッドに寝かせて布団掛けておやすみ~と電気消して、はい、おしまい。夜中起きて泣くようなこともありません。ここ数日、夜中に風が強くてその音で目を覚ますことがあったみたいなんだけど、暗い中、一人で泣きもせず親の寝室までテクテクやってきて、ベッドによじ登って私の脚の間で寝てたらしいです。私は気づきもしませんでした。喘息があったりと心配だったので、夏のフィンランド旅行でモニタを買ってきたので、部屋が少し離れていても安心です。

お産の直前は、私の体がきつくなってきたのを察したかのように、普段だったら公園に行きたがるところを「ねんねする」と自分から昼寝してしまったりと、本当に下の子の誕生に協力的でした。トロルくん誕生も彼女の生活にはあまり大きな影響は与えていない様子。幼稚園に行かせていたのがよかったかなー、と思います。幼稚園での生活は普段どおり、まったく変わりないからね。延長保育に出そうかと思ってたんですが、トロルくんに手がかからないうちは14時終了、14時半帰宅のまま行こうかと思ってます。トロルくん、3時間に1度のおっぱい以外にはほぼ要求がないので、まだまだお猿さんとべったりの時間を取れるからね。

お産後2週間はアレ坊がほぼ家にいたので、お猿さんも超ご機嫌!お父さん子でラッキー。週末も2人であちらへこちらへと出かけていました。2週目は日中は会社に行ってますが、お猿さんが帰ってくる時間前後になるべく帰ってきてくれてます。そうすると、お猿さんを公園に連れて行ってもらえるので助かる。私とトロルくんも一緒に行くけど、まだ私1人で子供2人を連れて行くのは少々大変なので。というのも、お猿さん、まだ歩ける距離が短くて。うちには2人乗せられる乳母車がないし、交通量も多いのでお猿さんを一人で歩かせるのもかなり心配。いろいろと試してみて最善の方法を見つけたいと思ってます。とりあえずは、トロルくん抱っこ紐、お猿さん乳母車で行き帰り、公園ではトロルくんを乳母車へ、の案が最有力。

まだまだ何言ってるか分からなかったり、意味不明なことやらかされたりとイライラさせられることも多いけど、こうやって振り返ってみるとお猿さん、ここ数ヶ月でめっきりとお姉さんになりました。
出産秘話 その6-お産だ!病院へ
金曜日。いつもどおり韓国語へ。体が重い・・・2時間椅子に座っているのが苦痛。翌週のレッスンも通常通り月・水・金でよいかと聞かれたが、とてもそんな気になれず。「病院の予約などが入っていて」と少々ウソをついてとりあえず翌週はレッスンを入れないことにした。

この週はずーっとだるくて、午前中はそこそこ元気に動けるんだけど、お猿さんが帰ってきて15時くらいになるとどっと疲れが押し寄せる。幸いなことに、その週はお猿さん、毎日おやつを食べると「ねんねするー」と言って自分から昼寝してしまっていた。とても公園に連れて行く元気がなかったので、本当にありがたかった。昼寝はしばらく前に卒業しちゃってたのにね。母親のテンションの低さを察したのか、単に本人が疲れていたのか・・・いずれにせよ、本当にラッキーだった。午後2時間ゆっくりできると、夕飯の準備をする程度の気力はよみがえってきた。

金曜日もお猿さんは昼寝。私も昼寝。かなりぐっすり眠れた。夕飯は・・・なんだったろう。忘れちゃった。背中が痛くて痛くて、数週間日課となっていたマッサージをアレ坊に頼む。

23時頃ベッドに入るも、左肩から手首にかけてが突然痛み出し、全然眠れない。ひどい肩こりのような打ち身のような痛み。マッサージしてもダメ。あまりに辛いのでとりあえず起きる。レンジでジェル状の物体を温めてそれを肩に乗せると肩こりが和らぐ、っていうものをごそごそ取り出し肩に当てる。よくならない。痛い痛い痛い・・・なんなんだ?この痛みは。部屋中をひたすら歩く。歩いていると痛みが和らぐ気がする。ひたすらとぼとぼとぼとぼ。この痛みは出産まで続くのかな?でもどうして肩~手首?お産とは関係なさそうだけど。いつ生まれるんだろう。あと4週間もこんな痛みを抱えていなくちゃいけないのかな?などと考えながら、歩く。脚の付け根も痛む。しばらく歩いていると脚が棒になり、ソファに寝転がる。どんな体勢をとっても、肩~手首が痛い。脚の付け根は、椅子に座るとすこしましになる。寝てみようと思うがなかなか寝られない。ようやく寝付いても15分くらいで目が覚めてしまう。そしてまたうろうろ歩く。

ソファに横たわっていた午前4:10。脚の間から何か温かいものが流れ出した。おしっこ?なんだろう。とりあえずそのまま横たわる。またちょろっと来た。と思ったら結構どばっと出た。もしかして破水?

トイレに向かう。下着はぐっしょり。無色透明。羊水は生臭いと聞いたが、特に臭いはなし。でも、これは間違いなく破水だ。何もしなくてもポタポタ垂れてくる。アレ坊を起こす。

一時帰国時に大量に買いだめしておいた、パンツ型の生理用品(履かせるオムツ状のもの)を履き、レジャーシートをソファーの上に敷いた。その上にバスタオルを数枚重ね、その上に寝転がる。担当の先生に電話。横になってあまり動かないように、との指示。クリニックの助産師さんに連絡を取ってくれ、彼女が7時頃には自宅に来てくれると言う。

5時過ぎ、鈍痛に気づく。時計を見てみると、5分間隔。ああ、陣痛か。先生に電話。経産婦なので、病院に向かうようにとの指示。

アレ坊がお猿さんを起こし、服を着替えさせ、すでに準備済みだった入院道具一式を運び出す。アパートのガードマンがすでに起きていたらしく、彼にタクシーを捕まえてもらうよう頼んだという。アレ坊は荷物を運ぶために数度行ったり来たり。そのたびに、まだタクシーが来ていない、と少々慌てていた。荷物も運び終え、もうタクシーも来ているだろう。ガードマンに念を押したから、ということで私も外へ。しかし、そこにタクシーはなく、ガードマンが突っ立っていた。アレ坊が声を荒げる。「タクシーはどこ?」。ガードマンは「アンビュランス、アンビュランス」と答える。私が、「救急車なんて呼ばなくていいんです。タクシーで。」と答えたが、アレ坊は弾丸のように表に走り出した。しばらくしてタクシーとともに帰ってきたアレ坊。ガードマンにご立腹。何度もタクシーを呼ぶようにお願いし、そのたびに「OK、OK」と言っていたらしい、このガードマン。この人、英語と日本語が少々話せるのだが、実は話せるだけでこちらが言っていることはほぼ理解しない。一方的に話しかけてくるだけ。そして、こちらが何か言うといつも「Yes, yes」「OK, OK」と言うが、たいていYesでもOKでもない。アレ坊は彼を過大評価していたようだ。ガードマンは私に向かって「Taxi, NO. Ambulance, free」と言う。思わず笑ってしまった私。タダだからって・・・

タクシーの運転手さんがこれまた頼りなく、大きな大学病院なのに、ナビで検索してる!!病院の場所は分かってるみたいなんだけど、我が家からの行き方が分からないらしい。信じられん!道順を説明した。走り出したけど、ナビをちらちら見ながら。土曜の明け方なので道はガラガラ。あっという間に病院に着いた。
出産秘話 その5-お産に向けての準備
外回転術の翌日、さっそく担当医に連絡し、自然分娩を希望する旨を伝えた。その日の午後には担当医から連絡があり、受け入れ先の大学病院が、逆子自然分娩と外部助産師の立会いを許可してくれたとのこと。よかった。産む場所が確保できた。

大学病院の先生にも一度診てもらっておいたほうがいいとのことで、翌週に予約を入れてもらうことにした。取れた予約は木曜日だという。アレ坊が「それでは遅すぎる」と担当医に連絡。なんと、担当医から受付の女性への連絡不備で、なるべく早く予約を取るようにという指示が伝わっていなかったらしい。これ、初めてじゃないんだよね。どうもこの、受付の女性ってのがちょっとのんびりしてて、いまいち頼りないんだ。予約を取り直してもらったけど、それでも火曜日。持つかなぁ。なんだかその前に生まれそうな予感。

もともとは自宅分娩を予定しており、かかりつけのクリニックの助産師さんが英語が得意ではないとのことから、doula(デューラ)と呼ばれる分娩立会い人とでもいいましょうか?医療従事者ではないんだけど、お産を手助けしてくれる人を頼みたいと思っていた。韓国語と英語に堪能なdoulaがソウル近郊に何人かいるんだけど、なんと、全員無理との返事。私の予定日の翌日が予定日の人、家族の都合で国に帰ってしまっている人、何度メールをしても返事がない人・・・

結局、病院でのお産になったので、この点は解決できた。外回転術をしてくれた、今回のお産を仕切ってくれる助産師さんは、英語堪能、っていうわけじゃないけど、コミュニケーションをとる上では問題ない程度は英語ができる。さらに、お産に関する英語力はかなり高かったので、分娩中の問題はなさそうだった。実際、この助産師さんに取り上げてもらった人を何人か知っているが(外国人)、みんな通訳やdoulaを雇わずに問題なかったらしい。

あとは家のことが心配。この時点ではまだ35週の終わり~36週の頭だったけど、なーんかもうそろそろ生まれそうな予感がしていた。うちにはアパートについている冷蔵庫のほかに、ルーマニア時代に買った冷凍庫がある。これを非常食でいっぱいにしておかなくては。万が一帝王切開になったりして入院が長引いたときに、お猿さんとアレ坊が飢え死にしないように。って、ソウルは食には困らないから、心配する必要はないんだけど。でもやっぱり、お猿さんには普段食べなれているものを食べさせたいし。週3の韓国語に加え、友達との予定をかなりぎっしり詰め込んでしまっていたので、なかなか買い物に行く時間が取れない。夕飯の後に買い物に行こうかとも思うが、夜になるとあばらと背中が痛くて痛くて、とても動く気になれない。土曜日にアレ坊とスーパーに行って買出しをする予定を立てた。
粘り勝ち
夏のノルウェーへの帰省の際、アレ坊が変なチケットの予約の仕方をしてしまい、1,900ユーロ(25万円)余計に出費がかさんでしまった。ソウル⇔ヘルシンキ⇔オスロの往復チケットをネットで予約したのだが、ヘルシンキでのストップオーバーが設定できなかったため、この往復チケットに加え、ヘルシンキ→オスロを別途手配。ソウル出発時に往復チケットのヘルシンキ→オスロをキャンセルしたら、復路がまるまるキャンセルされてしまい、帰国時に新たにオスロ⇔ヘルシンキ⇔ソウルの一番安いチケットをアレ坊とお猿さんの2人分買う羽目になったから。私はアレ坊、お猿さんとは別行動だったので、自分できちんと予約していたので問題なし。

アレ坊、フィンエア韓国支社長とお友達なのでどうにかなるだろうと高をくくっていたら・・・どうにもならなかった!!!!!

しかし、そこであきらめないのがアレ坊。韓国支社長のボスのボスに当たる人に時間談判。フィンエアのサイトからメールアドレスを見つけてきたらしい。

先日、先方から「ソウル⇔ヘルシンキ⇔オスロのビジネスクラス往復チケットを無料でご提供しますのでこれで和解ということではいかがでしょう?」との提案があった。これって、いいような悪いような。ノルウェーに帰るときはいつも家族一緒。一人だけビジネスクラス???って誰???トロルくんが生まれた今、私は彼の食糧。そばを離れるわけにはいかない。ってことは・・・私はトロルくんとお猿さんとともにエコノミークラスに置き去り、アレ坊だけビジネスでのんびり空の旅???ふざけるな!!!

そこでさらに交渉。なんと先ほど先方から連絡があり、家族4人分のソウル⇔ヘルシンキ⇔オスロ往復チケットを無償で提供してもらえることになった。やった!!!クリスマス、帰るぞ!!!!!

フィンエア側の最初の主張は「ウェブ上でOKボタンを押したからには、利用者は規約を読んだことになり、規約にキャンセルについて明記されている」とのことだったのですが、この規約に問題があることが発覚。規約上『「ノーショウの場合にはキャンセルとなります』としか書かれておらず、アレ坊は「ソウルでチェックインしたのだからノーショウではない」と指摘。フィンエア側も規約の記載が不十分であったことを認めたそうです。

いや~、アレ坊。あなたの交渉力には恐れ入りました。クリスマス、満喫させていただきます!!!

とは言っても、数日前までの航空券価格だと、家族全員で飛んでも1,900ユーロには届かないんだけどね。そして、フィンエアが就航していないノルウェー国内線、オスロ⇔アルタ往復が8,361クローネ(13万9,000円)ですって!!!!たかだか2時間半のフライトなのに。クリスマスのノルウェー国内線は尋常じゃないくらい高いんですよ。はぁ。
出産秘話 その4-決断
自然分娩を希望するなら、病院はクリニックと提携している大学病院になる。さらに、その大学病院でも異例のことだから、逆子自然分娩の許可と、さらに外回転術を施術してくれた助産師さんの立会いを許可してもらわなければならない。それには少し時間がかかるかもしれないから、早めに決断するようにと先生からは言われた。

家に帰って、アレ坊と2人でひたすらネット検索。日本では、逆子の自然分娩は減ってはいるものの、経験豊富な医師の下であればさほど珍しいことでもないようだ。一番大きな頭が最後に出てくるので引っかかりやすく、ひっかかるとへその緒がぎゅーっと押されてしまって赤ん坊に酸素が届きにくくなる。その状態で時間がかかってしまうと、赤ん坊の脳にダメージが残ってしまう場合があるという。

それでは帝王切開は?赤ん坊のことを考えれば、帝王切開の方が安全であることは明らか。ただ、母体側を考えると、やっぱり帝王切開はリスクが高い。さらに、問題なく手術が終わったとしても、回復にはやっぱり時間が掛かる。

上に子供がいなければ、お腹の赤ん坊の安全を考えて帝王切開・・・と考えたかもしれないが、お猿さんのことを考えると、どうしても帝王切開に踏み切れなかった。お腹の赤ん坊が大事なのはもちろんなのだが、自分自身もとっても大事なのだ。一児の母として。私に何かあったら困るのよ・・・

ノルウェーでは、逆子でも70%は自然分娩だという。帝王切開で生まれた子供は喘息を発症する割合が高い、など、なかなか興味深いデータがあった。基本的にノルウェーは医療はタダで受けられる。妊娠・出産も同様。その代わり、コスト増大を防ぐためにさまざまな面での制限がある。帝王切開なんて、希望して受けられるものではない。そういった側面もあって、こういったデータが出てくるんだろうな。

考えて考えて考えた末・・・自然分娩を希望することにした。
出産秘話 その3-逆子発覚
その後は大きな問題もなく、35週くらいになったら自宅で自宅出産の予行演習をしましょう、ということになっていた。そして、万が一、それよりも早くお産になってしまった場合や、自宅出産の際に病院への搬送が必要となったときのバックアップをお願いする病院を決めることになった。

担当の先生が以前勤務していた大学病院は、このクリニックと提携していて、今までの自宅出産希望者はこの大学病院を緊急時のバックアップ病院として使ってきたらしい。ただ、この病院、我が家からは少し遠い。緊急時、ということは帝王切開になる可能性も高いだろうから、できれば家の近所の病院がいい。入院中のお猿さん、アレ坊の面会などを考えてもね。なので、家から車で5分程度の大学病院にお世話になることにした。幸い、担当の先生の昔の同僚が勤めているとのことで、その先生に一度診てもらうことに。

たしか、33週くらいだったと思う。その大学病院にアレ坊と行ったのだが、まずは受付ですったもんだ。というのも、この先生は普段は分娩は扱っていない先生(専門は子宮ガンとかみたい)なので、受付の人が混乱したらしい。事情を説明して無事、先生に診てもらえることになった。

まずはエコー。大きな病院なのでエコー室が別にあり、いくつも個室があってそこでエコー専門の先生に診てもらう。幸い、英語が話せる先生。「あ、逆子ですねー。ここに頭があります。」と先生。「でも、まだ33週だし、回る可能性があるから大丈夫ですよー。」と言われて再び待合室へ。

その後、紹介してもらった先生の診察。担当の先生に渡された今までの検査結果等を手渡す。ざーっと見て、「問題ないですね。自宅出産、頑張ってください。」と先生。え??逆子じゃなかったの??「さっきのエコーで逆子だと言われたのですが」と尋ねると、「いいえ、逆子じゃないですよ。大丈夫です。」と先生。アレ坊と顔を見合わせてしまった。いったいどういうこと?たった数分前に逆子と言われたばかりなのに。何度か問い返してみるも、「逆子じゃありません」とのこと。うーん・・・本当かなぁ。

他に質問は?というので、会陰切開について聞いてみた。すべての患者に対して行っています、との回答にがっくり。1人目の時に必要なかったんですが・・・と言ってみるも、「皆さんに受けていただいてます」。だんだん私のテンションが下がっていきます。

用意してきたバースプランを見せたのですが、さっと見ただけでなぜか返されました。え?バースプランはそちらで十分目を通していただかないといけないものなんですがねぇ。なんだかもう、完全にやる気を失い、言葉も出ません。「他にも聞くことあるんじゃないの?」とアレ坊に促されましたが、「もう、いい。」と部屋を出ました。

翌日、かかりつけの先生に電話をし、逆子の件がどうも納得できないのでエコーで見てもらいたいと言うと、いつでもおいでとのこと。その2日後くらいに行って見てもらいましたが、やっぱり逆子でした。これでこの大学病院の先生に対する信頼ががた落ち。他の人が今まで使ってきた大学病院に変更しようかとも思ったのですが、その前に逆子!!韓国では逆子=帝王切開なのです・・・帝王切開ならバースプランも何もあまり関係なくなるから、やっぱり近所の大学病院が一番かもしれない・・・と頭の中はもやもや。

するとかかりつけの先生が、「外回転術といって、お腹の外から赤ちゃんを回す施術がある」と話を始めました。先生の知り合いの助産師さんが腕がよく、このクリニックでの施術をお願いできるとのこと。エコーやモニタで心拍などを見ながら慎重に行うから心配は要らない、と言われました。とりあえず、家に帰って考えてみることに。

ネットでいろいろ調べましたが、痛い、あざになった、など、結構ハードな話がいっぱい。でも、帝王切開になるよりは・・・ということで、受けてみることにしました。先生に詳しい施術の方法を聞いてみたところ、どうも日本で行われている外回転術とはだいぶ違いそう。日本だと、まず子宮をやわらかくする点滴をしてから施術、さらに1泊入院することも多いようですが、今回は薬はまったく使わず、さほど強く押すようなこともないという話。回るといいなぁ。

35週で外回転術を受けることに。助産師さんとは初めて会いましたが、ほんわかしたあったかい雰囲気の人。おかげでリラックスすることができました。30分ほどで施術は終了(回っても回らなくても)、その後30分ほど赤ちゃんの心拍をモニタリングしてから帰宅できる、との話でしたが、いざ始まってみると「回りそうで回らない」との助産師さん。どうしても諦めがつかないようで、まずは1時間、その後20分ほど休んでさらに30分と、計2時間の長丁場となりました。結果は・・・回らず。

赤ちゃんが35週にしては大きく、子宮内に余裕がないと助産師さん。ある程度までは回るんだけど、そこで前駆陣痛がきてしまって、そうすると手を止めなくてはならなくなり、その隙に赤ん坊はくるっと元に戻ってしまう、の繰り返し。前駆陣痛もかなり頻繁に来ているので、お産ももう間近でしょう、とのことでした。

施術は、最初は痛みは全然ありませんでしたが、さすがにこれだけ長い間お腹をマッサージされていると疲労しました。最後のほうは、子宮の下の部分にちょうどはまり込んでいる赤ん坊のお知りの部分を持ち上げようと、かなりぐいぐい押されたので少々痛かったです。途中、担当の先生もちょっとやってみたのですが、それが痛かったなー。助産師さんはかなりソフトだったんだけど。先生は結構ぐいぐい押してきて、なんだか赤ん坊が痛がってるような気がして「やめてください」と言おうかと思っていたら手を止めてくれました。ほっ。

回らなかったら翌日また挑戦できる、という話を聞いていたのですが、回りそうにないという助産師さんの判断でここまでということに。帝王切開か・・・とボーっとしていた私に「下から産めるわよ」という助産師さんの言葉。この助産師さん、逆子の自然分娩を今までに10例くらい取り上げたことがあるという。韓国の病院では逆子は100%帝王切開になるので、担当の先生は逆子の自然分娩の経験はないと言う。助産師さんは簡単に言うけど、果たしてそんなにうまくいくものなのだろうか?逆子の自然分娩。とりあえず考えてみると言ってその日は家に帰った。

その日の午後は、疲労でまったく動けず。幸い、付き添ってくれたアレ坊がそのまま仕事を休めたので、お猿さんの面倒を見てもらい、夕飯も作ってもらいました。あの日はきつかったなー。
お猿さん語録
お猿さんの最近のブームは薬。トロルくんのおへその消毒薬が入っていた容器を洗っておもちゃとして与えたら、痛いところはどこかと尋ね、薬を塗るまねをしてくれるようになった。

トロルくんのオムツ替えやお風呂のたび、へその緒を見ては「おへそ、痛い痛い」と顔をしかめていたお猿さん。

そのへその緒、昨日の昼間、ぽろっと取れた。その晩のお風呂でのこと。へその緒が取れたトロルくんのお腹を見て

「あ!リボン、取れちゃった」

確かにへその緒って言葉は知らんわなぁ。2歳児は。
ルンバ!
お掃除ロボットルンバって知ってますか?

http://www.irobot-jp.com/

なんと!買っちゃいました。昨日届きました。

我が家は無駄に広く、掃除機掛けが結構な重労働。全部屋丁寧に掛けると30分くらいかかっちゃうんです。それにモップ掛けをあわせると1時間コース。ゆえに、ついついサボりがちで・・・そうすると、アレ坊の靴下の裏を見てびっくり!「どこを歩いてきたの?」「家の中にいただけだよ」と、衝撃的な事実を目の前につきつけられることになるのです。

モデルがいろいろとあって悩んだのですが、複数の部屋を順番に掃除させられる機能がついた577というモデルを購入しました。この機能はネットのレビューではあまり評判よくないのですが・・・下位機種との価格差もさほど大きくなかったのでこちらにしました。

ネットショップで買ったのですが、そこに表示されていた写真は570の銀色のモデルだったのですが、届いたのは577の赤。見た目が・・・かなり派手なのでちょっとがっかりしましたが、まあ、570も577も機能は同じだし、普段はベッドの下の充電器でおとなしくしておいてもらう予定なので目をつぶることに。

一晩充電して、今朝、早速働いてもらいました。まずはキッチン+ダイニング。取れたゴミの量に驚き!!次は寝室。予想はしてましたが、綿ほこりと毛がたっぷり・・・

購入には少々渋っていたアレ坊も、この結果には驚いてました。ちなみに640,000ウォン(5万円)。うーん、高いよね。だけど、今回のお産もお手伝いの人を頼んだりせずに乗り切ったし(って言っても、お産が軽かったせいもあって、あっけないほど簡単だったけど)、いいじゃない、と自分自身とアレ坊を説得して購入に踏み切ったのでした。

アレ坊もこの数週間、何度か掃除機を掛ける機会があり、思いのほか時間がかかることにびっくりしたようで(この人がやると小1時間掛かる)、しぶしぶながらも納得。

トロルくんがもう少し大きくなって日々の散歩や外出が日課になったら、出かけている最中にしっかりルンバくんに働いてもらおうと思います。結構故障が多いようなので、その点がちょっと心配ですが。
お猿さんの執念?
生協を取ることにした。韓国にもあるのです。生活協同組合。ネットで注文すると自宅まで届けてくれる。配達日は週に3日。配達日の3日前の23時までに注文しなくてはならない。まだこの「3日後」ってのに慣れないけど、慣れたら便利そう。思ったより商品数が少ないのがネック。でも、安い!さっき品物届いたけど、品質もよさそう。しいたけなんて、本当に安かったー。国内産で、有機栽培とか無農薬栽培のものがほとんどなので、安心して利用できそう。

さて、届いてみてびっくり。なぜか冷凍イチゴが入ってる。注文した覚え、ないんだけど。でも、確認したら注文してました。私。はて。

そういえば、毎朝お猿さんがヨーグルトに入れている自家製のイチゴジャムが昨日終わっちゃったんだった。イチゴのシーズンの最後に安く出てたイチゴで作ったんだけど、こちらのイチゴは大きくて水っぽいのでうまく仕上がらず、かなりゆるーい出来だったので少ししか作らなかったんだった。アンズはとっても安かったのでいっぱい作ったんだけど。

もしかして・・・お猿さんのイチゴジャム食べたい執念が、私に冷凍イチゴの注文ボタンを押させたのか??500gで2,300ウォン(180円)と、高価でなくてよかったー。

明日の朝食べられるように、今日のうちに煮ておきましょう。
出産秘話 その2-NT?
初めての検診が12週くらい。おそらく韓国では日本同様、妊娠が分かったらすぐに病院に行くんだと思うんだけど、ここはオランダ式でゆっくり行くことにした。早く行っても、心音が確認できない、とか、逆に心配が増えそうで。2人目だから勝手は分かってるし、何か異常がない限りは12週くらいまで待つことに。

エコーの後、先生が「首の後ろのむくみが少し気になるけど、おそらく次の検診までに消える程度のものだと思うから、あまり心配しないように。」と話した。ああ、NT(頚部浮腫)ね。オランダでは、事前にNTを測ってほしいかどうかを聞かれるんだった(過去記事)。こう、気持ちの準備なく突然言われると結構びびるものね。

家に帰って早速いろいろ調べてみる。NTとは、首の後ろの部分の浮腫でこれが3mm異常あると問題視される。NTはダウン症と心臓疾患に関連があるといわれている。ダウン症の発症率は妊婦の年齢とともに高まる。このリスクの表し方がこれまた混乱しやすくて、たとえば35歳だと1/400。さらにNTが大きければ大きいほどリスクが高まり、たとえば3.5mmだとリスクは3倍に高まる(数字はネットで拾ったものなので正確性に欠けます)。

ということは、3/400。これが果たして高いのか低いのか??同じ条件で400回妊娠して、そのうち3人がダウン症ってこと。は?パーセントで言うと0.75%。ね。なんだかよく分からなくなってくるでしょう。

ダウン症については、私は大学時代に勉強する機会、そしてダウン症の子供たちと接する機会がかなり多くあったので、まあ、いろいろと理解できていると思っている。ダウン症の子供を持つことになっても、まあ、それもまた人生。という考えなのだが、ただ、住む場所にはこだわりたい。韓国でのアレ坊の仕事の契約は5月に切れる。だったらいったんノルウェーに戻る事を考えたいな・・・なんてこともあって、羊水検査を受けることにした。羊水検査を受けると、子供がダウン症であるかないか、2択で答えが出る。他に絨毛検査というのもあって、これは羊水検査より早い時期に受けられる→結果によって堕胎を選択する場合は、時期が早いほうが母体への影響を低く抑えられる、のですが、私の担当医が行う方法では羊水検査よりも検査による流産のリスクが高い。また、結果によって妊娠をあきらめるという考えはなかったことから羊水検査を選びました。もちろん、検査による流産のリスクも考えましたが、これは特別視すべき程高いものとは思わなかったので、それよりも今後の計画を立てるということの重要性を取りました。

そのほか、血液によりダウン症の可能性を推測する検査もあるのですが、こちらは胎児への影響がまったくない反面、検査結果は確率でしかありません。はっきりした答えを求めていた私たちは受けませんでした。

さらに、日本で胎児の超音波によるスクリーニングを行っている病院を探し、そこで心疾患の可能性を調べてもらうことに。というのも、もし、子供が生まれた後にすぐに手術が必要だったりした場合、是非日本で受けたいという希望があったから。韓国の病院、医療レベルが高いのは重々承知してますが、やっぱり言葉の問題が。入院が長期になるようなことがあれば、私のストレスは計り知れないはず。先に分かるのであれば、是非日本で産みたいと思ったからです。かかりつけの病院でも20週で詳細なエコーをしてくれるという話でしたが、評判の高い日本の病院でも一度診てもらうことに。

幸い、羊水結果、エコーの結果とも問題なし。結果がどうであれば前向きに受け止めよう、とは思っていましたが、やはり問題なしと聞いたときは本当にホッとしました。

アレ坊も自宅出産に対しての恐怖心が消え、楽しい(?)自宅出産に向けて一歩を踏み出した・・・はずだったのですが・・・
我が家の画伯
これ見て!かわいくないですか???(クリックで拡大)

Picture 003

なんと、アレ坊が描いたんです。信じられない!!超お気に入りです。

今まで、こんな絵しか描いてなかったから、その程度の才能かと思ってたら・・・実は我が家の画伯でした。

Picture.jpg


ご期待に応えて??
新生児の写真でございます。なんと呼ぼうねぇ。顔中けむくじゃらなので(眉毛~前髪がつながっている。頬にも金髪がびっちり)トロルくんとでもしましょうか。

セクシーポーズ。
DSC00562.jpg
お猿さん語録
ちょっと面白い話。

アレ坊がお猿さんとタクシーに乗った。「シートベルト締めようね」と言ったアレ坊。

シートベルトはノルウェー語ではbilbelte(自動車ベルト)。

それを聞いたお猿さん。

「Nei! Ikke bilbelte. Taxibelte!!」
ちがうよー。自動車ベルトじゃないよ。タクシーベルトだよ!!!

いやいや、だいぶお口が達者になってきました。
出産秘話 その1-どこで産むか?
さて、それでは第二子誕生までの経緯をつらつらと書いていきたいと思います。長くなるだろうな~。お付き合い、どうぞよろしく。

まずは、妊娠発覚。さあ、どこで産むか?日本?お猿さんを産んだ産院は、いろいろな面で私には大満足だった。自然分娩、母乳育児推進、家族が一緒に泊まれる部屋あり、お産の費用は安めだけどサービスにぬかりなし。先生も助産師さん、看護婦さんも本当に親身になってくれる。

ただ、気になるのがお猿さん。ソウルでの生活を満喫中。幼稚園は大好きだし、その他にもたくさん友達ができた。日本でお産となれば、最長3ヶ月、いやそれ以上日本に帰ることになる。その間、日本の保育園に入れることも可能だろうが、お猿さんにとってはストレスが大きいのでは?

そして、長期間実家に滞在するという私にとってのストレス。実家を離れて早16年。いろいろと勝手が違うので、どうも調子が狂う。前回のお産のときも、たかだか2ヶ月弱の滞在だったけど、ブカレストに早く帰りたくてたまらなかった。自分の居場所がないのよね。自分のものもないし。親とはいろいろな面で考え方や行動が違うし、どうしても歯車がかみ合わなくなっちゃう。

さらにアレ坊。前回は予定外のお猿さん誕生で立会いを逃した。今回も帰国してお産となれば、またチャンスを逃す可能性は大。

それじゃ韓国で産む?実は、周りの日本人の知り合いで、韓国でお産した人ってあまり多くないのだ。まあ、2時間程度のフライトで帰れるんだもん、日本国内の里帰り出産とあまり変わらないよね。日本で産む人が多いのは当たり前か。

周りの日本人以外の外国人はこちらで産んでいる人も多いけど、なんと言っても私を怖がらせたのが帝王切開率の高さ。自然分娩で産んだ人が少数派?ってくらい。実は、韓国の帝王切開率はかなり高くて、一時期は40%に近いほどまで上がり、最近は少し下がって35%くらいらしい。ちなみに日本は10%程度。

話を聞いていると、どうも韓国の病院は待つことが嫌いらしい。陣痛が弱いとすぐに促進剤。促進剤を入れると、陣痛が急激に強くなってものすごーく痛いんだそうだ。痛いとなると、今度は硬膜外麻酔。これがききすぎるといきむ感覚が分かりにくくなっちゃうことなんかがあるらしくて、そんなこんなで帝王切開・・・みたいなパターンが多い。あらかじめ予定しての帝王切開より、緊急帝王切開した人の話が多いのよね~。

なるべく避けたいのが帝王切開。やっぱり、回復には時間がかかるらしい。お猿さんのお産のときは、3日目くらいにはもうかなり普段どおり、って感じだったけど、さすがにお腹を切ると1週間は動くのもつらく、1ヶ月くらいは痛みとともに、って感じだと聞く。上に子供がいると大変そうなんだよねー。やっぱり、動かないわけにいかないもん。

いろいろな人に話を聞いて、自然分娩に力を入れている個人病院があることが分かった。他にも自然分娩をうたっている病院はいくつかあったんだけど、そこで産んだ知人が軒並み帝王切開だったりして、結局その個人病院に予約を入れた。先生に会っていろいろ話をしたが、基本的な考え方が一致したのでこちらでお世話になることに。

ただ問題は、この個人病院、分娩施設がない。分娩は、この先生が以前働いていた大学病院の分娩室を使うか(先生は大学病院の施設を使う権利を持っている)、あとは自宅出産も可能だという。この時点で私は自宅出産に心が動く。以前住んでいたオランダでは、30%くらいのお産が自宅で行われていて、回りにも自宅で出産した経験のある人が何人かいる。私にとっては、あまり特別なことでもなく、そうねー、自宅だったらいろいろと楽そうだし、という感覚。

アレ坊は自宅出産という提案には少々びっくり。ノルウェーではあまり聞かないんだよね、自宅出産。そもそも、アレ坊の実家は非常に田舎なので、自宅出産に来てもらえる助産婦さんもいないしね。なんと、初産は車で2時間かかる大病院でしか受け入れてもらえないのです。アルタ。市内にある病院は緊急時に対応できるだけの設備がないからね。この話を聞いたときは、絶対アルタでは産みたくない!と思いました。陣痛始まってから車で2時間も揺られるなんて~。緊急時はヘリ輸送よ!
生まれました
10月10日、午後10時5分、男の子が生まれました。36週での出産でしたが、2.8kg、48cmと大きく、保育器にも入ることなく2日後の今日、退院してきました。それでも、35週、2.9kg、50cmで生まれたお猿さんより小さいのね。でも、呼吸もしっかりしてるし、おっぱい飲む力も強いし、元気いっぱいです。

出産秘話(?)はまた今度。とりあえずご報告まで。
甘えすぎ
お猿さんの幼稚園では、ブログに学校での様子を写真で紹介してくれてるのだが、お猿さん、お気に入りの先生に甘えすぎ。先生の膝の上に手を置いていたり、超ベタベタ。

そもそも、私のことを「Marie teacher」って間違えて呼ぶくらい、その先生にぞっこんなのよね。学校で、先生のことを間違えて「お母さん」と呼んでしまったことは歩けど、その逆って・・・私の立場がいかに軽いかお分かりになりますね。
びくびく
少し前の話だけど、こんな広告を見た。

「I'm here. I'm KGB.」

KGB????ソ連国家保安委員会ですか???

I'm hereって。マジで??

じゃなくて、Koryeo Golden Box、運送屋さんの広告でした。
3匹の熊
最近、お猿さんが気に入ってよく歌っている韓国の童謡。

熊が3匹、1軒の家にいるよ
お父さん熊、お母さん熊、赤ちゃん熊。
お父さん熊は太っちょ、
お母さん熊はすらり、
赤ちゃん熊はとってもかわいい
ヒッチュッヒッチュッ(なんだかわからん。辞書引いたら「ニヤリニヤリ」だって。)よくできました。

という歌なんだけど、そういえば、韓国語の教科書もしょっちゅう体型についての話題。ダイエットがうんぬんとか。やっぱり、容姿を気にするお国柄なのかしら。
先が思いやられる
お猿さん、今月1日は幼稚園で『韓服(ハンボク)デー』だった。秋夕(チュソク、旧盆)のイベントで、韓国の伝統的な衣装である韓服(女性ものはいわゆるチマチョゴリ)を着て登校。

写真が学校のブログに載ってたんだけど、お猿さん、あちこちでパンツ見えてます・・・

女性の韓服はロングスカートなんだけど、たくしあげちゃってたり足を広げて座ってたり。お行儀、悪すぎ!普段、スカート履かせないからかなぁ。幼稚園で遊んだりするのにズボンが一番だろうと思って、毎日ズボンなんです。

そういえば私も小さい頃、しょっちゅう「足を広げない!」って怒られてたなぁ。血かしら。そんな私は今でもズボン派です。
もしかして、根に持った?
先日、食器洗い機を開けたら食器がめちゃくちゃに入れてあったので、アレ坊を叱った。「オランダにいたころはもっとちゃんとできてたよね?これじゃ困るんだけど。全然量が入らないでしょう?食器がみんなあっち向いたりこっち向いたり・・・」

朝だったので、アレ坊は会社へ。

その日の夕食後。「今日、面白い電話がかかってきた」とアレ坊。本社出張中の友人が「某国のポジションが空きそうで、会社側がアレ坊に打診する可能性大。興味がないなら先に匂わせておいたほうがいい。打診されてから断ると本社側のメンツがつぶれる。」と連絡をくれたそうだ。このポジション、規模がかなりでかい。今の仕事の数倍。この景気の悪いときにこんな話が持ち上がるなんて、超ラッキー。ただ、アレ坊本人は同じような仕事を過去数年しているのでもっと別の仕事がしたいこと、この某国は大気汚染などで子供を育てるにはまったくもって好ましい環境ではないことから話が来ても断るつもりらしい。

そしてアレ坊の一言。

「食器洗い機は上手に使えなくたって、会社では必要とされてんだぜ」

あ・・・もしかして、朝の一言、根に持ってた?
いまだに見つからず
こんなに探しても見つからないなんて・・・バケツ。

何でも屋さんも何軒も覗いたけど、サイズが気に入らん。あと、ふたじゃなくてざるがついてるもの、多し。基本的に、あの取っ手のついたバケツの形のものはゴミ箱の場合が多いのよね。ざるがついてるのは、生ごみを捨てるため??よく食堂の裏に出てるのを見かけるけど。

そして、色は青と赤!お風呂場に置くのでベージュとかそういうのがいいんだけど・・・

さらに困ってるのが、フロアスタンド。お猿さんが赤ん坊のころ、夜のオムツ替えや授乳の時、明るさを調節できて首の角度と位置を自由に動かせるフロアスタンドを使ってたんだけど、引越しで壊れちゃったみたいなのよね。電球替えてもダメ。

こちらもネットで探したり家具屋さんに行ってみたり、いろいろ探してるんだけど、気に入るものが全然ない!!基本的に韓国の家具は妙にクラシックなデザインが多くて、シンプルなものが少ないのよねー。あとはでかい!

生まれるまでにどうにかしなくちゃ。この2つ。
唖然
ある日の午前中。私は買い物に出かけるために地下鉄に乗っていた。向かいの席の前には、若い女性が立っていた。しきりに長い髪の毛を気にしているな、と思ったら、顔に大きなマスク状のものを貼っているのに気がついた。美容パックのように見えるけれどなんなんだろう?皮膚に何かトラブルがあるのか、それとも手術か何かを受けた後なのか。その後、女性は席に座ったが、薬局の袋で顔を隠して寝てしまった。

とある駅に到着する10秒前。女性はいきなり顔のマスクをべりりと剥がし取った!マスクの下の顔は・・・特に傷や赤みがあるわけでもなく。

そして、剥がし取ったマスクで両足を念入りにマッサージ・・・

電車が止まると電車から降りて消えていった。

なんだ・・・普通の美容マスクだったんだ・・・それにしてもすごすぎる。美容マスクをして地下鉄に乗るなんて!!!!!そこまでして美を追求するのか。電車の中の彼女の姿は美からは程遠かったけど。
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