気まま生活
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年金、その後
昨日おっさんが、保険会社の人と打ち合わせをしてきました。彼の会社はある保険会社に保険業務をすべて依頼しているのです。ま、彼の会社がこの保険会社(ってか、銀行)の株式を30%保有してるんだそうですが。なので、コペンハーゲンから彼の会社担当の人が来て、おとといはセミナー、昨日は個別面談と相成ったそうです。ちなみにデンマーク人のみが加入できるので、大抵の人たちはあまり興味もなくて5分くらいの面談で終わっていたそうな。事情が複雑なおっさんはA4用紙1枚に質問事項をつらつらと書いていったら「こんなに準備して来る人はなかなかいない」と言われてしまったとか。小一時間話し込んだそうです。

で。いろいろ、発見。つーか、先日のおっさんの発言、結構誤りあり。

まず、保険料なのですが、おっさんの契約ではお給料の14%分をこの保険会社に掛金として支払うことになっています。この14%のうち、半分は彼の会社(以後、会社)が負担します。ってことは、おっさんはお給料の7%を、毎月保険会社に支払っているわけです。この総額14%のうち、8%は会社が指定した商品の掛金になります。これは、死亡保険、傷害保険、貯蓄型の年金です。残りの6%は、自分で決めた商品に掛けることができます。おっさんはハイリスクハイリターンの100%株式運用の年金に加入してます。この株式運用、先日株の配分を自由に変えられると書きましたが、それはおっさんの誤解。リスクによって5段階の商品があって、その商品を変更できるだけ。ま、日本にもあるパターンですかね。

デンマークの国民年金については、おっさんの場合はどうなっているか微妙。これはまた別途確認しないといけない。デンマーク人とはいえ、デンマークに住んでいたのは3年だけなので。たぶん、最低年金は保証されるんだろうけど。

その他、デンマークに戻るとしたら、税金対策のために免税の保険商品への掛金を増やしておいたほうがいいだとか、なんだかいろいろな話がありました。

で。ノルウェーの年金の話も、先日書いたのはちょっと間違ってるみたい。就労経験ゼロでも最低年金は保証されるようです。ノルウェーの年金も、受給額の試算ができるサイトがあっていろいろと試してみたのですが、実は受給額、日本の年金とさほど変わりがないみたい。そして、一番のポイントは

・日本の公的年金は、受給額には物価スライドが適用され、物価指数の上昇・下落に応じて年金額が毎年改定される。

・北欧の公的年金は、受給額は固定。たとえば35年後、物価が現在に比べて150%になっていたとしても、受給額は過去の毎年の収入のうち、トップ20年から算出される額に固定されています(この計算式は、おそらく生まれた年によって決まっていたり、とかそういうことだと思う)。つまり、今は十分に見える年金額でも、35年後、これでは生活できない・・・可能性もあるわけです。

ちなみに北欧のインフレ率は年2%とされています。現在の日本はデフレにようやく歯止めがかかったところ??

おっさんと3時間ほどいろいろと話して明らかになったこと。それは・・・

日本の年金制度ってすごいじゃん!

おっさんは、これだけ税率が低くて、それでも物価スライド制の公的年金を備えているなんて、どういう仕組みなのかもっと知りたい!と言い出したくらい。

もちろん、進む高齢化社会、国民年金未納者の増加・・・など、年金制度の抜本的な改革が必要なことは否めないでしょう。それでも、1億2千万人を抱える日本、国民が困窮するような事態をまねくとはとても考えられません。少しずつではあるでしょうが、これを乗り越えるために変わっていくのでしょう。

1つ分かったことがあります。よく言われる「北欧の福祉は充実している」ですが、これは逆に言うと「北欧で所得の高い人は損をしている」です。年金システムにしても、収入があがるとどんどん損になるようにできています。結局みんな「そこそこが一番」、さらには「楽して最低限の保証を得ればいいじゃん!」に流れていってしまうのでは・・・分配・平等も分かりますが、大きな夢を持てない、そういう社会もちょっとつまらないなぁ、と思ったのでした。

フランスも富裕層への税率の高さが問題に上がっていますが、フランス国内でもトップクラスのリッチな人々、どんどんベルギーへ移っていってしまっているんだそうです。アメリカで博物館の調査を行ったときに知ってなるほどと思ったのは、博物館などへの寄付が所得控除として認められることです。その範囲が日本とは比べ物にならないくらい広い。どこの博物館に行っても、寄付者のリストが大きく張り出されていました。税金だけじゃなく、すぐに活きるお金の使い方だなと関心したことを覚えています。

と、話が脱線しましたが、結局私、国民年金への任意加入を継続します。未だ定住地が決まっていない状況では、やはりこれしか選択肢はありませんね。いずれノルウェーに定住するようなことになったら・・・そのときはまた考えます。いずれにしても、国民年金、払った分に対してはいずれ年金がもらえるので、そのあたりも心配することはないし。海外に住む人は加入が『義務』ではなく『任意』なので、今後たとえばノルウェーの年金に入るので日本の国民年金にはこれ以上加入しません、って言ったとしても、今まで払った分はちゃんと活きるんです。実は私、自分がものすごーーく長生きするような気がしてならないんです。実際、長寿家系。やっぱり年金ないと怖いわぁ。うっかり100歳くらいまで生きちゃったら、ほら、ねぇ。貯金だけじゃ心配。

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(追記)
こんな計算式を見つけました。

老齢基礎年金の計算式(2005年度)
794,500*(加入年数)/480=基礎年金の年額

これによると、私の受給額は年間66万円。もちろん、毎年見直されるから私がもらうときにこの額が保証されているわけではないけれど。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/43/kaikaku106.htm
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コメント
この記事へのコメント
なるほどねえ
海外に住む直前まで払ってたわけではない私の年金てどうなるんでしょう?
義務だった期間(1年以上)も払ってなかったことがあるわけで、5年しか払ってない私も海外にいるカラ期間が合算されて、20年以上こっちにいたらもらえるってこと??

まあ、社会保険庁に問い合わせろってか。

ちなみに、オランダの年金には、雇用契約が無期限になってからじゃないと加入できないとのことで、まだ私は対象外。専業主婦とかどうなってんだろ。旦那に聞いてみよ。
2005/10/28(金) 20:05:52 | URL | Non #-[ 編集]
Nonちゃん
カラ期間合算して25年以上になれば、受給資格アリだよ。上の計算式に当てはめると、年額10万くらいになるね。これは2005年度の計算式だから、毎年変わるけど794,500円ってのが、40年間払い続けた人がもらえる満額なんだって。1年払えばその40分の1がもらえる、ってワケ。Nonちゃんだったら8分の1だね。ま、いろいろと見直しがかかるだろうけどね。うちらがもらう頃にはだいぶ変わってるだろうねぇ。でも、まあ、そんなにひどいことにもならないだろうと思って。生き延びられなくなっちゃうもんねぇ、みんな。

オランダの年金、そんな仕組みなんだ!ホント、無職の人はどうしてるんだろうねぇ。あたしゃ最近、自分の老後が心配で心配で。60歳までの折り返し地点だもんねぇ、今。ひぇ~!
2005/10/29(土) 00:08:50 | URL | Rie #3jISyIMY[ 編集]
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