気まま生活
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
当たり前だったけど当たり前でなくなっていたこと
私が子供だった頃、実家のあたりは今ほど家がたくさんなかった。農地が宅地化されたばかりだったから、住んでいるのは子供を持つ若い家庭が多かった。

3歳で幼稚園に出る前から、近所の子供と毎日のように遊んで育った。実家の庭は父親の仕事の関係で広かったから、近所の男の子たちの野球場と化していた。

1軒、すでに子供が巣立って夫婦で住んでいる家族がおり、その家の縁側にはいつでも奥さん連中が腰をかけ、お茶を飲んで世間話をしていた。こんな感じで必ず誰かの目が届いていたから、私の一番古い記憶(おそらく幼稚園にあがる直前)では、一人で近所に出かけて誰かと遊んでいた。

30年後、私も親となったのだが、住んでいたのは外国、大都市、そしてアパート(日本で言うマンション)。どこでも近所の人には本当に恵まれ、いろいろとよくしてもらったが、子供たちとを友達と遊ばせるためには、前もって予定を立て、車を出すなり地下鉄やバスに乗るなりして出かける必要があった。

それが、ここに引っ越してきたら、まるで自分が子供だったころのよう。つい今しがたも、お猿さんの幼稚園のお友達が遊びに来た。っていうか、私はソファでうとうとしていて、お猿さんの「誰か来たよ」の声で薄目を開けたら、そこにその子が立っていた(笑)。お猿さんにクリスマスプレゼントを作ったから持ってきたって。

遊んで行く?と聞く言葉が終わらないうちからジャケットを脱ぎ始め、2人でもつれ合うように子供部屋に走って行った。そしたら玄関のチャイムが鳴り、その子のお父さん。「娘、来てるかな?」来てますよ。というと、「少し遊べますかね?」というので、もちろんもちろん。どうぞ。と言ったら、「じゃ、一人で帰らせてもらって大丈夫なんで」と言ってお父さんは帰って行った。

その子の家と我が家は走って30秒ほどなので、3歳児でも大丈夫。お猿さんは怖がりなので、一人で行くのは嫌がるけど。

昨夜は、うちの裏の家のご主人が遊びに来ていた。というのも26日にアレ坊の携帯に着信があったので(この日はみんな遅くまでお酒を飲むので、おそらく声を掛けてくれたと思われる。アレ坊はすでに寝ていた。)、今度はこちらから連絡してみたというわけ。子供を寝かしつけた20時過ぎにやってきて、いろいろ話をして(彼はアレ坊の子供のころの仲よしくんのお兄さん)23時頃帰って行った。

その人が話していたんだけど、オスロにしばらく住んだことがあるんだけど、とにかく誰ともしゃべる機会がないので本当にさみしくて、アルタに帰ってきたんだとか。トラックでの配送の仕事をしていたから、仕事中も誰とも話さないし、本当に精神に異常をきたしそうだったって。地下鉄でも誰も何も話さないし、近所の人とも会話がない。あれは本当にきつかったよ、と言っていた。

ここでの生活では、物質的にはいろいろと足りないものがあるけれど(アジア食材とかね)、心の面では本当に豊かに暮らせるのかもしれない。アポなしで大人が友人を突然訪ねていくって、都会では、例えば東京なんかだったらないんだろうなぁ。うちの実家だと、「きゅうりたくさんもらったから」とかそんな用事で近所のお宅に伺い、そのままお茶2時間コースとかよくある話・・・

唯一、気をつけておかないといけないのは、いつ、何時、誰が訪ねてくるかわからないから、家を常にきれいにしておかなくてはいけないこと!逆に、この緊張感がぐーたらな私のお尻を叩いてくれてちょうどよいのかも、
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
へー、Rieさんも楽しい幼少時代を過ごしたんですね。私の住んでいるあたりはそんなこととてもとても…。妹さんは、いまも群馬にお住まいなんですか? でもいまはそういう時代じゃないでしょうね。

>ここでの生活では、物質的にはいろいろと足りないものがあるけれど(アジア食材とかね)、心の面では本当に豊かに暮らせるのかもしれない。アポなしで大人が友人を突然訪ねていくって、都会では、例えば東京なんかだったらないんだろうなぁ。

食っていければそれはずっとそっちのほうがいいですよね。私は仕事をやめたら世界中の国々を3カ月ごとに追い出されながら暮らしていこうかと考えていますが、それまでは人間関係の薄いところで暮らし続けるんでしょうね。いや、放浪の生活を続ければもっと人間関係が希薄になるか。

2010年もお世話になりました。2011年もよろしくお願いします。
2010/12/31(金) 10:04:03 | URL | Bill McCreary #-[ 編集]
Bill McCrearyさん
本当にのーんびりしたところで育ちました。今は・・・やっぱり変わったところもありますが、それでもまだご近所づきあいはあります。よく野菜もらったりしますよー。

ここは本当に北の果てだけど、毎日が味わい深い気がします。自然と人と、じっくり付き合う生活、というか。都会育ちの人は嫌がりますね。逆に、ここで生まれ育った人は帰ってきたがる人が多い気がします。

3ヶ月毎に!それはそれで刺激があって楽しそう。でも、海外生活が長くなると、鈍感になっちゃうんですよ。少々のことじゃ驚けなくなっちゃって。海外旅行し始めたころの、あの、なんでも新鮮に目に映っていたころが恋しいです。

こちらこそ、大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
2011/01/07(金) 05:32:49 | URL | Rie #3jISyIMY[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://mitomo.blog19.fc2.com/tb.php/832-e264fae6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。